本日、人吉観光案内人協会3月例会が開催されました。
立野ダム・熊本地震震災ミュージアムKIOKU・阿蘇神社・セミコンテクノパークをバスでめぐり、視察研修を行いました。
先月試験湛水を終えたばかりの立野ダムを、国交省九州地方整備局立野ダム工事事務所の職員の方に案内していただきました。
降雨―増水ー湛水ー減水のプロセスを動画で学んだあと、実際にダムの辺まで行き、直に工事や流水の様子を見学しました。
立野ダムは流水型ダムということで、調査検討が進む川辺川ダムの先行事例でもあります。
人吉球磨の市井に生きる者として、各人各様の立場からダムの是非について考えているようでした。
熊本地震震災ミュージアムKIOKUを見学したこの日は、熊本地震前震が発災してから7年11カ月目。
もうすぐ8年が経とうとしているよく晴れた日でした。
研修は2016年4月14・16日に発災した熊本地震のリアルタイムの記録映像の上映から始まりました。
発災当時の生々しい映像や地表に表出した断層、損傷した東海大学南阿蘇キャンパスや阿蘇大橋を崩落させた数鹿流(すがる)崩れの傷痕。
春へと移ろう阿蘇の雄大な自然の中で当時のまま時を止めた展示物たちがとても印象的でした。
少しづつ復興が進み、以前とは違う街並が形成され始めている人吉。記憶から風化させないために何を残し、どのように伝えていけばよいのだろうかと改めて考える機会になりました。
同じく熊本地震に関連して、昨年12月に楼門が再建された阿蘇神社にも視察に向かいました。
約13億円をかけて再建されたという阿蘇神社楼門は、その72%が元の部材を再利用したうえで、震度7にも耐えうる耐震補強が施されており、伝統的な神社建築の技術の高さと最新の耐震技術とが見事に調和していました。人吉の青井阿蘇神社は阿蘇神社からの勧請により成立しており、その勧請元を視察・対比することにより、青井神社の魅力を再認識されたようでした。
今回の例会では各視察先の方々にガイドをしていただきましたが、案内人の皆さんにとっては自身の観光案内を顧みる機会になったようで、帰りのバスの中で反省会が行われました。人吉観光案内人協会にとって実りの多い例会になったことと思います。
]]>本日、人吉観光案内人協会2月例会を開催し、毎年恒例となっております人吉城跡の清掃を行いました。
胸川沿いー多門櫓ー角櫓ーふるさと歴史の広場ー相良護国神社ー人吉城跡にかけて、
案内板の拭き掃除を中心に、総勢20名で人吉城跡周辺の観光環境美化に取り組みました。
例年桜の時期に合わせて人吉城跡での無料案内を行っておりましたが、
コロナや水害、復旧工事等を鑑み、ここ数年中止が続いています。
現在も復旧工事中ですので、本年度の無料案内も中止を予定しております。
復旧工事が完了した人吉城跡で、桜と共に観光客の皆様をお迎えできることを願っております。
]]>2024年が始まって早1か月、2月です。
1月の終盤からは時折春の陽気をうかがわせるような気候や空模様を感じられる日がありました。
そんな中、春の相良三十三観音めぐりの観光案内依頼をいただいております。
今年も3月20日(水)の春分の日に、相良三十三観音各札所にて御開帳が行われます。
人吉観光案内人協会では、毎年、ご依頼者様の三十三観音めぐりに観光案内人を派遣し、ガイドをさせていただいております。
秋の御開帳は9月20~26日までの1週間で、大変ご好評をいただきました。
春の御開帳は3月20日の1日限りとなり、多くのご依頼が予想されます。
1月は往ぬる月、2月は逃げる月、そして3月は去る月ともうします。
個人・団体・旅行代理店を問わず、三十三観音めぐりをご検討されていらっしゃる方は、お早めにご連絡いただけますと幸いです。
秋の御開帳の時とはまた違う景色が楽しめますので、
初めての方はもちろん、秋に三十三観音めぐりをされた方もぜひお参りされてみてはいかがでしょうか。
皆様からのご依頼をお待ちしております。
こちらからFAXかメールでのお申し込みをお願いいたします。
ご不明な点等ございましたら、人吉商工会議所(0966-22-3101)までお問い合わせください。
]]>明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日、人吉観光案内人協会1月例会が開催されました。
人吉下球磨消防組合の中村様にお越しいただき、
救命講習としてAEDの取扱いや心臓マッサージの方法をご指導いただきました。
なかなか実践する機会がなく、どうしても方法が曖昧になりがちで、
また、いざという時には冷静さを欠き、上手く対応することが難しいため、
定期的に講習を行う必要があるとのことでした。
人吉市を含む県南一帯は、令和2年7月豪雨により大きな被害を受けました。
昨今、毎年激甚災害が発生し、尊い人命が失われています。
水や食料などのハードの備えと救命技術などのソフトの備えとの両輪で災害に立ち向かうことができれば、
一個人でも減災が達成できるのではないのかと、改めて感じました。
令和6年1月1日、能登半島地震が発災しました。
多くの方が亡くなられ、未だ救助を待つ方もいらっしゃいます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、本災害で被害を受けられた方々の生活再建を切に願います。
]]>本日、人吉観光案内人協会12月例会が開催されました。
11月末に新入会員を迎えてから初めての例会となった今回は、『鉄道遺産・矢岳高原現地研修』と題して、
大畑駅や矢岳駅、矢岳高原やえびの市をまわるバスツアーを催行しました。
夜には新入会員の歓迎会を兼ねた忘年会を開催し、大いに親睦を深めることができました。
本日、第9回人吉観光案内人養成講座の閉講式が行われました。
8月1日の開講式とともに始まった養成講座も、13日間にわたる全17講座が終了しました。
第9回は例外的に真夏の開講ということで、特に8月9月は暑さとの戦いでもありました。
青井阿蘇神社の幣殿内や人吉城跡の二の丸・三の丸、そして街歩き等、どこにお邪魔しても暑く、
幾度となく水分補給に関する注意喚起をしたことが思い返されます。
10月に入ると夏が翳りを見せ始め、行楽シーズンが到来しました。
バスで下球磨をめぐり、現役の観光案内人による実際の観光案内さながらの説明を受け、
受講生の皆さまには、それを活かして模擬観光案内をしていただきました。
11月ともなるとすっかり秋、紅葉色づく上球磨で相良三十三観音中心にバスツアーを行いました。
その後、実際に青井阿蘇神社と人吉城跡に出向き、2度目の模擬案内をしていただきましたが、
知識が豊富な方や聞き手の笑いを誘うのが上手い方、そして声がよく通る方等、
第9回の受講生の方々の持つ様々な武器に改めてお目にかかることができました。
総括だけでも長くなってしまうほど、実りの多い養成講座となりました。
閉講式と併せて開催されました入会式にて、人吉観光案内人第9期生になられました。
すでに、次回の養成講座に参加したいとおっしゃる方がお尋ねに来られました。
次回の開講時期は未定ですが、第10回人吉観光案内人養成講座へのご参加、お待ちしております。
]]>本日の観光案内人養成講座では模擬観光案内を行いました。
前々回の養成講座ではスクリーンに観光スポットの写真を投影し、当地にいるという体で模擬案内をしていただきましたが、
今回は実際に人吉城跡と青井阿蘇神社にお邪魔して、実物を前に模擬案内をしていただくという、極めて実践的な講座になりました。
8月1日に開講した観光案内人養成講座も今回が最終回。
座学から現地研修まで、全17講座を11名の受講生が修了されました。
本日模擬案内の舞台となった青井阿蘇神社や人吉城跡には8月の猛暑にお伺いし、
福川宮司や人吉市役所の岸田さんに講話をしていただきました。
受講生の皆さまにおかれましては、その時に教えていただいたことを模擬案内に取り入れておられ、
養成講座を通して、多くのことを修養なされたようでした。
11月28日に観光案内人養成講座の閉講式を開催し、その後の入会式を経て、
受講生の皆さまは正式に人吉観光案内人協会の一員になられます。
新たな仲間の加入が楽しみです。
]]>本日、人吉観光案内人協会11月の例会が開催されました。
亀割石付近を見てまわり、枝葉と石満ちる山肌を登って清正公岩の頂上にたどり着き、
球泉洞にて昼食をはさみ、神瀬岩屋と住吉神社を訪れ、橋詰橋を見学し、約6時間かけて球磨村で現地研修をしてきました。
上記のスポット以外にも、道中には鮮やかな紅葉や滝、青い鍾乳湖や澄んだ川などがあり、
文化財だけでなく、球磨村の美しい自然を満喫する研修となりました。
年に1回、3年かけて行ってきた球磨村での現地研修は本日が最終回。
球磨村もこの3年で様変わりしましたが、変わらず残るものも多くありました。
人吉観光案内人協会が球磨村を案内することはほとんどありませんが、人吉と球磨で一円。
球磨郡の魅力を知ることにより、人吉の観光案内向上に繋がることと思います。
次回12月の例会は、養成講座を修了した新たな観光案内人を迎え、大畑駅と矢岳駅、そして矢岳高原を巡る研修を行う予定です。
]]>本日の観光案内人養成講座では、バスにて上球磨にある相良三十三観音を中心に、観光スポットを巡るバスツアーを催行いたしました。
当協会所属の案内人・尾方敏仁が講師を務め、実際の観光案内に近い形式で受講生の皆さまに各スポットの説明をしました。
天気に恵まれ、参道をのぼって温まった体に冷たい秋風が心地よい、絶好の観光日和となりました。
また、山間は紅葉の色づきが始まっており、僅々緑樹の中に立つ紅葉が目に鮮やかで、改めて晩秋の上球磨の素晴らしさを感じるバスツアーでした。
次回の講座は、11月14日(火)13:30~実施予定で、
観光案内依頼の需要が特に多い青井阿蘇神社と人吉城跡にお邪魔して、受講生の皆さまには現地での模擬案内をしていただきます。
8月1日に開講した観光案内人養成講座も、次回で最終回となりました。
前回は屋内でスクリーンに投影した写真を観光スポットに見立てて模擬案内をしましたが、
3か月前に研修を行った場所に再訪し、屋外で実物を目の前にして、どのような案内を見せていただけるのかとても楽しみです。
]]>本日の観光案内人養成講座では、
受講生の皆さまには案内人になったつもりで模擬観光案内をしていただきました。
これまでの養成講座でお伺いさせていただいた場所や講師の方に教えていただいたことについて、
1人5分の持ち時間のなか、案内・説明をしていただきましたが、
多くのことを学ばれた受講生の皆さまにとって、5分という時間は短かったようで、
制限時間内に収まりきらない方もいらっしゃいました。
難しい内容を簡単に、お客様が希望される時間内で。観光案内はとても奥深いようです。
8月1日に始まった人吉観光案内人養成講座もいよいよ佳境を迎えました。
カリキュラムも学習から実践に移行し、受講生の皆さまにおかれましては、
案内人としての自画像を少しずつ掴まれているところではないでしょうか。
次回の講座は11月7日10:00~実施予定で、
当協会会員の尾方が講師を担当し、上球磨をまわるバスツアーを催行いたします。
]]>本日、人吉観光案内人協会10月の役員会が開催されました。
主な議題は
・11月、12月の例会について
・第9回人吉観光案内人養成講座閉講式について
・9期生歓迎会について
でした。
話題は12月のことにまで及び、年末を想起させられ、月日の早さに改めて驚きました。
12月の例会は9期生を迎えての最初の例会であり、9期生にとっては会員になって初めての活動でもあります。
案内人としての活動の良いスタートを切っていただきたいです。
]]>本日の観光案内人養成講座は、バスにて下球磨地方各地の観光スポットを巡るバスツアーを催行いたしました。
前回で基礎科目・専門科目の履修を終え、今回から実習科目に入るということで、
当協会所属の案内人・宮本宣彦が講師を務め、実際の観光案内に近い形式で受講生の皆さまに各スポットの説明をしました。
次回の講座では、基礎・専門科目の講座で学んだことを活かして、受講生の皆さまには模擬案内に挑戦していただきます。
8月1日に開講した観光案内人養成講座も、残すところあと3回になりました。
季節は烈日から秋霜へ。
受講生の皆さまにおかれましては、季節の深まりに合わせて、より一層知識を深められたご様子です。
]]>本日の観光案内人養成講座は、人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868にて、
人吉市役所復興支援課の中美乃様と白坂禎敏様に講師を務めていただき、
中様からは鉄道ミュージアムの施設情報やイベント等について、
白坂様からは令和2年7月豪雨災害を軸に、肥薩線・くま川鉄道の歴史や復旧の展望等についてご講話いただきました。
定期的な展示品の入替やYouTubeチャンネル(くま鉄チャンネル)の開設など、常に新しい取り組みをされています。
その後、商工会議所にて、肥後考古学会員の前田一洋様を講師としてお迎えし、人吉出身の偉人についてお話しいただきました。
途中、特別ゲストとして、人吉出身の教育者であり音楽家・犬童球渓先生の令孫・鶴上寛治(当協会所属)を招き、
前田様のアコーディオン演奏と鶴上の指揮の下、『故郷の廃家』『旅愁』(犬童球渓訳)を全員で歌いました。
また、人吉市で歯科医院を営んでいらっしゃる松本晋一先生に、人吉出身の歯科医師・一井正典についてお話しいただきました。
次回の講座は10月24日13:30~実施予定で、
当協会会員の宮本宣彦が講師を担当し、下球磨地域をまわるバスツアー体験を催行いたします。
]]>本日、人吉観光案内人協会10月の例会が開催され、
国道219号線を通って西米良村経由で宮崎県西都市を訪れ、西都原考古博物館と西都原古墳群、そして都於郡城で現地研修を行いました。
89歳の現役現地ガイドの方に案内していただき、お話と立居振舞から多くの事を学ぶことができ、
当協会の案内人にとって大変有意義な研修になりました。
朝の空気の冷たさに際立つ秋麗、行楽日和が到来しました。
人吉観光案内人協会は観光客の皆様からの案内依頼をお待ちしております。
]]>本日の観光案内人養成講座は、球磨川くだり株式会社の藤山和彦様と大和一酒造元の下田文仁様を講師としてお迎えしました。
藤山様からは、令和2年7月豪雨水害後の球磨川下りを取り巻く現状について説明をいただいた後、
トークセッション形式に変更しての講座になりましたが、時間が足りないほど質問が飛び交いました。
下田様からは球磨焼酎の歴史や醸造法、現状や問題点など広範な内容の講義をしていただきました。
こちらも多くの質問があがり、盛況のうちに幕を閉じました。
次回の講座は10月17日(火)13:10~16:10実施予定で、
前半は人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868にお邪魔して肥薩線やくま川鉄道についての講話をいただき、
後半では、商工会議所にて人吉球磨の偉人に学ぶ会より前田一洋様に講師としてお越しいただき、
近現代の人吉球磨の偉人についてご講話をいただきます。
]]>本日の観光案内人養成講座は、人吉市街地などを歩いて廻る街歩きを行いました。
人吉商工会議所を出発し、大信寺や発船場、焼酎蔵や老神神社、そしてみそ・しょうゆ蔵やお茶蔵をまわって
人吉商工会議所に戻る約4kmの行程を、現役の観光案内人による説明を聞きながら歩きました。
夏の日差しと秋の風を浴びながら、徒歩で通ることの少ない道をゆっくりと歩き、
球磨川の穏やかな流れを眺め、発酵した酒米のふくよかな香りや味噌・醤油の親しみ深い香りを嗅ぎ、
立山商店さんでお茶のお心遣いに与りました。
講義としての観光案内でしたが、五感を刺激する豊かな時間となりました。
次回の講座は、10月3日13:00~実施予定で、
球磨川くだり株式会社の藤山和彦様と大和一酒造元の下田文仁様に講師を務めていただき、
球磨川下りや球磨焼酎についてご講話をしていただきます。
]]>本日、人吉観光案内人協会9月の例会が開催されました。
人吉市教育委員会文化課の手柴友美子様に講師を務めていただき、
『人吉球磨 弥生時代から古墳時代へ』の演題の下、遺跡や土器の様式という観点から、
大和王権の南限・熊襲・(現在の)宮崎との境に位置する「人吉球磨」における、弥生時代から古墳時代への変遷とその重層性について、
多くの資料を用いてご講話をいただきました。
講話終了後、会員から質問が続出するほど、有意義な例会になりました。
]]>本日の観光案内人養成講座は、山江村歴史民俗資料館と楽行寺、そして人吉別院で行われました。
主に江戸時代から明治時代にかけて禁じられた一向宗と、
弾圧の陰で密やかに続いてきた一向宗の信仰形式、かくれ念仏について講話をしていただきました。
次回の講座は9月26日(火)13:30~実施予定で、
大信寺や発船場、焼酎蔵やみそ・しょうゆ蔵など、約4kmほどの行程を徒歩で移動しながら、
人吉市街地での観光案内を疑似体験していただきます。
]]>本日の観光案内人養成講座は、永国寺と願成寺で行われました。
永国寺では住職 紫安敬道様に講師を務めていただき、
永国寺の歴史や文化財、西南戦争との関係などについて、
願成寺では住職 中村禎成様に講師を務めていただき、
願成寺所蔵の文化財や仏像などについてご講話いただきました。
次回の講座は9月12日(火)13:30~実施予定で、
山江村歴史民俗資料館と楽行寺、そして人吉別院にて、
「かくれ念仏」をテーマに講話をしていただきます。
]]>本日の観光案内人養成講座は、人吉市教育委員会文化課の岸田様と手柴様を講師としてお迎えし、
人吉城跡と大村横穴古墳群で講話を行っていただきました。
猛暑の下での講座にもかかわらず、講師のお二方には人吉観光案内人養成にお力添えをいただき、
また、受講生の皆様も、気温に負けないほど熱心に聴講されていました。
次回の講座は9月5日13:30~実施予定で、
永国寺と願成寺で紫安敬道様と中村禎成様に講話をしていただきます。
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